ワイヤー耳かき 説明 グッドデザイン賞受賞

耳掻き 先端

ソフト耳かき 弾力利用 ワイヤー使用
耳垢にはドライタイプの人とウエットタイプの人がおり、一般に日本人はドライタイプが多いと言われ、西洋人はウエットタイプが多いと言われております。
耳垢を取るいわゆる耳かきの方法はウエットタイプの人は粘りけが有るため麺棒のようなコットン等で拭う去る事が有用と考えられます。
ドライタイプの人は日本人が古来から使用してきた先端が匙状のの耳かきで、耳垢を掻き出す事が有用と考えられます。最近日本人も麺棒を使用する人が増えてますが、耳かきでのあの「カリ」と掻く気持ちよさは何とも言えない快感で有ることには変わりないと考えます。
特に最近の若い方に耳かきを使用しない人たちが増えてきています。原因は色々あるのでしょうが、「怖いから」と言う方がおられます。
また、掻きすぎると外耳炎になる等の報道も耳にします。
何事もやりすぎは禁物です。
ここで話を戻し、日本古来からの耳かきに付いて考えます。
「良い耳かきとは何か?」を考えますと、
A 匙部のカーブ(掬い部)の角度が良い。
B 匙部先端の周囲の丸味が良い。
C 適度な弾力性が有る。が考えられます。
Aに付いては図1の様な形状が思い浮かびます。
Bに付いては図1の赤い線で示した部分(匙部の周囲)が均一に丸味が付いていることが良いモノといえます。
丸味の大きさは0.2r〜0.25r(r:半径を示す)が最適で皮膚の柔らかい場所(例:腕の内側等)を掻いたときに掻き後が残らない丸さが快適で、それ以上大きい半径ですと掻き心地が悪いと感じます。もちろん個人差が有ります。
この先端部周囲のの均一な丸味を皿部のカーブに合わせ形成する事はかなり難しい技術で、このハイテクの時代でも勘に頼り人手により磨き上げなければならない現状です。
そこで、図2の様に先端部周囲の丸味を均一に取り出した形状を線のみで描き、この部分をワイヤーで作成する事を思いつきました。
図3にはワイヤーでの特性を生かした形状を示しました。Cの適度な弾力性に付いては、従来竹や木の素材弾力性を生かしてきましたがワイヤーならすばらしい弾力性が生かせます。
しかし、ワイヤーですとAの皿部のカーブにより耳垢を掬う機能が無くなってしまう様に思われます。
実際に耳かきをしてみますと耳垢の瘡蓋がワイヤーに掛かって取れます。これらの事からワイヤー耳かきの開発が進められました。
そして、ワイヤーの弾力性による無理な力を吸収し、力の入りすぎにより掻き過ぎを防止する機能を持った、均一な掻き心地の「耳かき」が誕生しました。
気持ちが良い掻き心地の耳かきは、ストレスの多い現代人に安らぎの時間与えるものとなるかも知れません。
良い案が出ない時などに耳かきは気分転換になります。
たかが耳かき、されど耳かき!気分転換に「爽快ソフト耳かき」は如何でしょうか?
平成14年11月6日 assiy
takabe
ワイヤー図 耳かきの形状
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